目次
1.連絡記録の用途検討
連絡記録では、以下のような記録をに残すことができます。
- 手入力:電話や面談など口頭の記録を残す。
- NEO:NEOの連絡記録を使ってスタッフからの連絡を受け取る、もしくはNEO連絡記録に連絡を送る。
まずは、どのような記録を残すかを検討し、それに応じて以下の3つの項目について検討します。
1-1.連絡区分
[管理]-[連絡記録入力]-[連絡区分1~3]に必要な区分を検討します。
連絡区分とは、さまざまな種類の記録を1つの画面で管理しやすくするために、記録の内容を分類するための項目です。
「この連絡記録はどのような内容か」を明確にするために使用します。
最大3階層まで設定できます。
例)「スタッフからの問い合わせ」の種類で連絡区分を分ける場合
連絡区分1 | 連絡区分2 | 連絡区分3 |
---|---|---|
スタッフからの問い合わせ | 勤怠に関する問い合わせ | 勤務日時変更 |
申請方法の確認 | ||
契約・更新に関する問い合わせ | 契約の更新 | |
契約の終了 |
設定方法は2.連絡区分の設定をご参照ください。
1-2.連絡分類
[連絡記録入力]-[連絡分類]を設定します。
連絡分類とは、連絡区分ごとに記録に残しておきたい内容を項目化するための設定です。
[連絡記録入力]にはフリーテキストの入力内容しかないため、記録する内容を明確化・統一化するために連絡分類の設定を行います。
[連絡区分1]ごとに、[連絡分類]に表示する項目を設定できます。
例)スタッフの問い合わせに対する必要項目を連絡分類にした場合
- 大分類:問い合わせ種別
- 中分類:問い合わせ種別で必要な項目
- 小分類:中分類の項目に対してどんな情報を入力したいか
で仕分けると、以下のような分類となります。
連絡区分1 | 大分類 | 中分類 | 小分類 |
---|---|---|---|
スタッフからの問い合わせ | 勤怠-勤務日時変更 | 変更したい日時 | yyyy/mm/dd hh:mm形式で入力 |
変更後日時 | yyyy/mm/dd hh:mm形式で入力 | ||
他スタッフの調整 | 必要 | ||
不要 | |||
就業先への連絡 | 未 | ||
済 | |||
勤怠-申請時トラブル | エラーの有無 | 有 ※エラーメッセージ内容も入力 |
|
無 | |||
発生時期 | yyyy/mm/dd形式で入力 |
設定方法は3.連絡分類の設定をご参照ください。
1-3.連絡ステータス
[連絡記録入力]-[連絡ステータス1~2]を設定します。
連絡ステータスとは、連絡記録でタスク管理ができるよう、連絡記録の状況を示すための項目です。
例)スタッフからの問い合わせを受けてから完結するまでの流れが以下となる場合、「社内確認」「社外確認」「対応済み」の連絡ステータスを作成します。
設定方法は4.連絡ステータスの設定をご参照ください。
2.連絡区分の設定
[連絡区分1~3]は[マスタ]-[詳細]-[連絡区分マスタ]で設定します。
-
[連絡区分1]の設定方法
[連絡区分1]をラジオボタンを選択し、[区分NO]をブランクにします。
新規モードで[区分名]を入力したら[登録(F2)]します。 -
[連絡区分2]の設定方法
[連絡区分2]のラジオボタンを選択し、[連絡区分1]を選択します。
[区分NO]をブランクにして新規モードにし、[区分名]を入力したら[登録(F2)]します。 -
[連絡区分3]の設定方法
[連絡区分3]のラジオボタンを選択し、[連絡区分1~2]を選択します。
[区分NO]をブランクにして新規モードにし、[区分名]を入力したら[登録(F2)]します。
★派遣業の場合はキャリアコンサルティング、苦情処理、教育記録などを管理台帳に記載する必要があるので、あらかじめ登録しておくことをおすすめします。
詳細はよくある質問をご参照ください。
3.連絡分類の設定
[連絡分類]は[マスタ]-[詳細]-[連絡分類マスタ]で設定します。
-
[大分類]の設定方法
[大分類]のラジオボタンを選択し、[分類NO]をブランクにします。
新規モードで[分類名]を入力します。
[使用する連絡区分1]で、どの連絡区分の時に使用する分類なのかチェックを付け[登録(F2)]します。
-
[中分類]の設定方法
[中分類]のラジオボタンを選択し、[大分類]を選択します。
[分類NO]をブランクにして新規モードにし、[分類名]を入力したら[登録(F2)]します。
-
[小分類]の設定方法
[小分類]のラジオボタンを選択し、[大分類]と[中分類]を選択します。
[分類NO]をブランクにして新規モードにし、[分類名]を入力します。
[備考形式]で入力形式を設定します。[文字列]、[数値]、[日付]から選択できます。
設定が完了したら[登録(F2)]します。
4.連絡ステータスの設定
[連絡ステータス1~2]は[マスタ]-[区分マスタ]で設定します。
[カテゴリ:連絡記録]、[区分:連絡記録1もしくは2]を選択し、[区分NO]をブランクにします。
新規モードで[区分名]、[並び順]を入力し[登録(F2)]します。
[NEO連絡記録]をご利用の場合は、追加の設定が必要です。
詳細はNEOで連絡をするをご参照ください。
よくある質問