スタッフが産前産後休業、育児休業、介護休業を取得する場合の手続きについて説明します。
目次
1.休業の申請を受ける
スタッフから休業取得の申請を受けたら、申請内容を確認し、社内承認を得ます。
2.休業期間中の社保、雇保免除の設定
[スタッフマスタ]で履歴管理をし、以下項目を設定してください。
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[社保]-[社会保険区分]:[免除]を設定します。
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[雇保]:以下を設定します。
- [雇用保険区分]:対象外
- [資格喪失日]
- [育児休業開始日]
- [育児休業終了日]
- [雇保取得備考]
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[詳細]-[労働条件等]:[雇用保険未加入理由]を登録します。[雇用保険区分]を[対象外]とすると、入力が必須となるため、入力してください。
3.休業期間の案件登録
元々配置されている案件をコピーし、育休産休用の案件を作成します。
案件に配置しておくことで、出勤率の算出や[配置一覧表]等でデータ抽出をする際に管理がしやすくなります。
[案件入力]-[基本単価・期間配置スタッフ]で、休業するスタッフについて以下項目を設定します。
- [支給項目]、[請求項目]:0円で設定します。
- [配置備考]:「○月○日~○月○日まで育児休業」などのコメントを入力します。[勤怠入力]で、入力した内容を確認でき便利です。
4.休業期間の勤怠登録
産休・育休を取得するスタッフの勤怠は、育休産休期間を[出勤区分:特休]で登録します。
!注意!
案件作成の際に請求金額を0円で登録しているため、請求書に時間や氏名が表示されます。
休業者を請求書に載せたくない場合は、勤怠の請求が発生しない「契約」の取引区分で案件を作成してください。