月額請求項目をエクスプレスに登録する請求月額処理について、説明します。
[勤怠入力]の月額請求項目は、請求計算処理前は金額が0円となっています。
[請求月額処理]を行うことで、請求計算の対象となる月額データが作成され、[請求計算処理]で計算されます。
先に請求計算処理を行ってしまうと、月額データがない状態で計算されてしまうため正しい請求額になりません。
月額の基本料金、請求項目がある場合は、必ず先に請求月額処理を行ってください。
目次
1.月額データを作成する
以下、いずれかの機能で月額データを作成します。
請求月額作成処理
[請求]-[請求月額処理]-[請求月額作成処理]で月額データを作成します。
以下の条件に合致するデータが対象となります。
- 指定の処理年月日を含む期間で、[請求計算処理]が未実施である
- [名称マスタ]-[請求]-[請求項目1~17]に[処理単位:月額]の請求項目が登録済みである
- [案件入力]-[基本単価・期間配置スタッフ]に単価が登録済みである(0 円は対象外となります)
- [勤怠入力]-[抽出結果]-[配置ステータス]が[配置済]である
- [案件入力]-[基本単価・期間配置スタッフ]-[請求単価区分]が[月額]のスタッフの[請求基本単価]
[抽出条件]-[処理年月日]に処理を行う日付を指定します。
この日付は、[請求計算処理]-[抽出条件]-[請求年月日]で指定する期間内の日付としてください。
その他必要な条件を指定します。
[抽出条件]に合致するデータが[抽出結果]に表示されます。
[対象]にチェックを付け[金額]を確認します。
変更が必要な場合は、[編集(F6)]を押下し[金額]欄に変更後の金額を入力します。
内容に問題がないことを確認したら、[実行(F2)]します。
請求月額入力
[請求]-[請求月額処理]-[請求月額入力]は、請求月額データを手入力で登録する機能です。
[請求月額作成処理]の対象外となる月額データも登録することができます。
新規モードで以下項目を入力し、[登録(F2)]します。
- [処理年月日]:[案件管理NO]で指定した案件の就業期間内で指定します。
- [スタッフNO]
- [請求先NO]:[案件管理NO]で指定した案件の請求先を指定します。
- [案件管理NO]:月額の支給・控除項目を登録したい案件を指定します。
- [金額]:以下項目が表示されます。請求したい項目に金額を入力します。
- [名称マスタ]-[請求]-[請求項目1~17]のうち、処理単位[月額]で設定した項目
- [得意先マスタ]-[算出]-[時間外]-[時間外-月額入力]を設定している場合、[残業金額]、[(所定内)残業金額]、[深夜金額]、[法定内休出金額]、[法定外休出金額]
2.作成した月額データの確認・修正
作成した月額データは、[請求月額入力]で確認することができます。
[管理NO]の[▼]を押下し[請求月額検索]を開き、該当データを検索します。
金額の変更があれば、直接手入力してください。
3.勤怠データの確認
月額データを作成すると、[勤怠入力]の勤怠明細に[補正(月額)]のデータが追加され、月額金額が反映します。
※補正行は[請求月額作成処理]、[請求月額入力]で入力した[処理年月日]と同じ日の行に追加されます。
請求月額処理が完了したら、請求計算処理を行います。
詳細は請求計算をするをご参照ください。