A.以下の設定を行ってください。
近年、セキュリティソフトの検出力が向上している一方で、必要なファイルを誤って不正プログラムと判定してしまう「誤検知」のケースが増加しております。
弊社製品においても、一部のセキュリティソフトにて誤検知される事例が確認されています。
誤検知の問題はセキュリティソフトのベンダー側の判定ロジックに起因するものであり、 弊社では直接的な対応が困難な状況です。
【対策について】
お客様ご自身でセキュリティソフトの設定変更を行っていただく必要がございます。
以下の設定を行ってください。
- ウイルス対策の除外設定
-
ウイルス対策の許可設定
1で解決しない場合は2を行ってください。
Microsoft Defender ウイルス対策の除外設定
- [スタート]-[すべてのアプリ]-[Windows セキュリティ]の順に押下します。
- [ウイルスの脅威と防止]を押下します。
- [ウイルスと脅威の防止の設定]-[設定の管理]を押下します。
- [除外]-[除外の追加または削除]を押下します。
[ユーザーアカウント制御]が表示された場合は、[はい]を押下してください。
- [除外の追加]-[フォルダー]を押下します。
- エクスプレスのフォルダを選択します。
- 除外するフォルダが追加されたら設定完了です。
Microsoft Defender ウイルス対策の許可設定
- [Windowsセキュリティ]-[ウイルスと脅威の防止の設定]を開きます。
- [現在の脅威]-[保護の履歴]を押下します。
- [脅威が見つかりました]-[アクション]-[許可]を押下すると設定完了です。
[ユーザー アカウント制御]が表示された場合は[はい]を押下してください。
※使用されているWindowsのバージョンによって表現や項目名が異なる場合がございます。
【誤検知の理由について】
Staff Expressには、お客様の重要なデータを保護し、製品の安全性を確保するための高度なセキュリティ対策が実装されています。
製品ファイルに対しセキュリティ保護技術を適用しており、これにはアンチリバースエンジニアリング技術も含まれています。
この保護技術の導入により、一部のセキュリティ対策ソフトウェアによる誤検知の原因となっている可能性が高いと考えております。
セキュリティ対策ソフトウェアが当該技術に関して誤検知をしてしまう主な理由は、我々の保護技術によってプログラムの中身が解析困難になっているためです。
セキュリティ対策ソフトウェアの観点からすると、このような解析が難しい挙動は不審に映る可能性があります。
マルウェアも同様の手法を用いて検出を回避しようとすることがあるため、セキュリティ対策ソフトウェアは慎重に対応し、時として誤って検出してしまうのです。
弊社では製品のリリース前に、社内で使用しているセキュリティソフトを用いて ウィルスに感染されていないことを確認しております。
それに加えて、すべての製品ファイルにコード署名(コードサイニング)を行っています。
このコード署名は、弊社製品にマルウェアが含まれておらず、なりすましや内容の改ざんがされていないことを保証するものです。
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