開催日:2025/10/10(金)
アーカイブ
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総再生時間:1時間18分10秒
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要約
1. セキュリティ強化の背景と目的
NEOの利用拡大や外部環境の変化により、情報漏えい・不正アクセス対策の重要性が高まっている。
リニューアルでは「安全性」「安定性」「利便性」を両立することを目的とし、システム・運用両面での強化を進めている。
2. 全体構成と重点テーマ
リニューアル方針は「UI刷新」「速度改善」「セキュリティ強化」「標準化」「将来対応」の5本柱。
今回のウェビナーでは、その中でも最も重要な「セキュリティ強化」に焦点を当てて説明された。
なお、リニューアルによる料金変更は発生しない。
3. キャンペーンと利用促進施策
今後、NEOやパートナープラスの利用拡大を目的とした値引きキャンペーンを実施予定。
利用サービス数や派遣先数に応じて割引率を設定し、利活用を促す仕組みを検討している。
4. システム基盤の移設と安定運用
セキュリティと可用性の両立を目的に、WebサーバーをMicrosoft Azureへ移設。
2025年12月20日(金)〜22日(日)早朝にかけて実施し、期間中は各サービスが一時停止する。
これにより、BCP(災害対策)や処理速度、安定性が大幅に向上する見込み。
5. パスワードとログイン仕様の刷新
ログイン方法は「スタッフ番号・メールアドレス・携帯番号」の3種類を継続しつつ、
パスワード要件を以下の通り強化:
- 10文字以上、英大文字・小文字・数字・記号を各1文字以上含む
- 誕生日・連番などの単純な文字列は禁止
- パスワードは管理者含め閲覧不可(不可視化)
生年月日等の初期パスワードは廃止し、安全性を徹底する。
6. ログ監査・不正検知・教育体制の強化
操作ログを自動で収集し、管理画面で確認できるよう改修。
不正アクセスや異常動作を検知する仕組みを整備。
また、社内では定期的なセキュリティ研修を実施し、運用ルールの定着を図る。
7. 利用者への協力と運用上の注意
利用者側でも、定期的なパスワード変更やアクセス権限管理、不審メールの報告など、
日常的なセキュリティ意識を持って運用することを呼びかけ。
安全性は「提供者と利用者の共同責任」であると強調された。
8. 今後の機能拡張・新要素
問い合わせ対応効率化のため、チャットボット機能を2026年1月リリース予定。
「ログインできない」「パスワードを忘れた」などの質問に自動応答し、対応工数を削減する。
また、将来的にはAIを活用した不正アクセス検知や、利用者自身でセキュリティポリシーを設定できる機能も追加予定。
9. 呼称統合とサービス整理
NEO・スタッフエクスプレス・パートナープラスなどのサービス呼称を統一し、
「一体型システム」としてわかりやすく再構成する予定。
名称変更のみで機能面の変更はなし。アンケートで名称案も募集予定。
10. 今後のスケジュール(2025〜2027)
- 2025年11月中旬: テスト版提供・ガイド更新開始
- 2025年12月20〜22日: Azure移設(全サービス一時停止)
- 2026年1月: バージョン7.8正式リリース、チャットボット稼働開始
- 2026年5月15日まで: パスワード固定化緩和期間
- 2026年内: 多要素認証の完全導入、ログ自動分析機能の提供
- 2027年度以降: AI不正検知・ユーザー設定型セキュリティポリシー機能を順次展開