スタッフを配置するために必要な設定について説明します。
目次
1.配置ステータスの設定
1-1.配置ステータスの追加、変更
配置ステータスとは、スタッフの配置状況を管理するための項目です。
[案件入力]や[配置入力]、[勤怠入力]の[配置ステータス]で使用します。
[マスタ]-[名称マスタ]-[勤怠]に標準で登録されていますが、必要に応じて追加・削除してください。
詳細は名称マスタをご参照ください。
1-2.配置入力時の配置ステータス初期値を設定する
[案件入力]や[配置入力]でスタッフを配置した際の、[配置ステータス]の初期値を設定します。
[マスタ]-[システムマスタ]-[運用設定]-[配置]-[デフォルトの配置ステータス]に、初期値として使用したい[配置ステータス]を設定してください。
例)以下のような運用をする場合は、[スタッフ交渉中]の配置ステータスを設定しておくと便利です。
①[案件入力]-[基本単価・期間配置スタッフ]に候補者を入力
候補者を入力すると、[配置ステータス]に[スタッフ交渉中]が自動で入力されます。
②スタッフと就業調整
配置が確定するまでの間は、[配置ステータス]はそのままにします。
③スタッフの合意あり次第、配置を確定
[配置ステータス]を[配置済]に変更し、配置を確定します。
2.配置日数や時間の上限設定
在留資格を有するスタッフの就業管理や、36協定に準じた就業管理のため、配置日数や時間の上限を超えないようアラートを出すことができます。
任意の条件でも一定の配置日数や時間を超えた時、配置を中断させたり注意喚起のメッセージを出したりすることができます。
標準で配置メッセージをご用意していますが、運用に応じて以下手順で追加・変更を行ってください。
2-1.配置時に表示するメッセージを設定する
[マスタ]-[詳細]-[配置メッセージマスタ]で条件に応じた警告メッセージを設定します。
- [配置メッセージ名]:メッセージ内容がわかるよう、配置メッセージ名を入力します。
- [配置チェック区分]:チェック期間を選択します。
- [配置メッセージ]:条件を満たしたときに表示するメッセージを入力します。警告値、中断値の値をメッセージ内に含めたい場合、「##数値##」の置き換え文字が使用できます。
- [警告値]、[中断値]:メッセージを表示する配置時間を入力します。0~9999まで設定可能です。
[配置チェック区分]が[在留資格(日)]の場合は入力値にかかわらず個別のチェックが行われます。 - [時間区分]:チェックの対象となる時間を選択します。欄が不活性の時は入力不要です。
- [起算日]:チェックの起算日を入力します。欄が不活性の時は入力不要です。
- [配置ステータス]:チェックの対象となる配置ステータスを選択します。
2-2.配置メッセージをグルーピングする
配置グループは1スタッフに対して1個の付与になるため、適用したい複数個の配置メッセージをグルーピングする必要があります。
[マスタ]-[詳細]-[配置メッセージグループマスタ]で、グルーピングしたい配置メッセージを登録します。
2-3.対象のスタッフに配置メッセージの設定をする
[マスタ]-[スタッフ管理]-[スタッフマスタ]-[詳細]-[メッセージ]-[配置メッセージグループNO]を設定します。
これで、条件を満たす配置を行った際に配置メッセージが表示されるようになります。
配置メッセージは、以下機能の登録時に表示されます。
- 案件入力
- 配置入力(月別)
- 配置入力(日別)
- 仕事応募申請(NEO)
- 勤怠入力
3.スタッフの希望雇用形態の設定
[マスタ]-[スタッフ管理]-[スタッフマスタ]-[希望]-[単価・期間・雇用形態]-[希望雇用形態]を設定します。
チェックを付けた雇用形態の案件にのみ、そのスタッフを配置することができます。