グループエディションの年末調整処理について教えてください。

Ａ.以下をご確認ください。

複数法人環境での年末調整処理について2つのパターンにわけてご説明します。

複数法人の場合、[NEO年末調整申請]で表示される法人名は、[スタッフマスタ]-[所属部門]に登録されている法人NOの法人名が表示されます。

目次

• 処理の流れ
• 事前確認と設定のお願い
• スタッフの退職処理を行いながら法人異動した場合の年末調整処理
• スタッフ履歴管理のみで法人異動した場合の年末調整処理

処理の流れ

以下いずれかの方法で処理を行ってください。

• [年末一括処理]で年末調整データを作成し、追加修正があれば[年末調整入力]で修正・再計算を行う。
• スタッフに[NEO年末調整申請]から申請してもらい、[年末調整入力]に登録されたデータを追加修正・再計算する。

事前確認と設定のお願い

複数法人環境での年末一括処理は、【法人単位】で行われます。

そのため、以下2点の設定が重要となります。

1. [スタッフマスタ]-[税金]-[扶養控除等]-[年末調整区分]の設定
   1. [する]の場合：給与等実績により、年末調整計算処理を実行します。
   2. [しない]の場合：給与等実績により、年末データを作成します。(計算処理はしない)
2. [スタッフマスタ]-[退職年月日]
   1. 異動時に退職処理を行う場合：給与等実績は中途収入扱いとなる。
      年末調整計算処理時に自動集計されます。
   2. 法人異動時に退職処理を行っていない場合：中途収入の自動計算対象外となります。

スタッフの退職処理を行いながら法人異動した場合の年末調整処理

スタッフの退職年月日を登録しながら、履歴管理を行い、法人異動した場合に作成される年末調整データについて説明いたします。

この場合、異動前の各法人に年末調整データは作成されず、法人No3の年末調整データのみ作成されます。法人No1～No2の給与データは[年末調整入力]-[中途・調整収入]へ合算されます。

スタッフ履歴管理のみで法人異動した場合の年末調整処理

スタッフの履歴管理のみで法人異動した場合に作成される年末調整データについて説明いたします。

履歴管理のみで法人異動を行った場合、中途・調整収入には加算されず、各法人ごとに年末調整データが作成されます。

ID:7347