目次
1.雇用保険加入の流れ
1-1.事前設定
[マスタ]-[法人マスタ]-[社会保険]-[労働保険]、[事業所情報]から保険料率関連の設定を行います。
[労働保険]の設定
保険料適用区分には、[法人マスタ]と[部門マスタ]を選択できます。
■法人マスタを設定した場合
保険料の算出や資格取得届等の出力は、[法人マスタ]-[社会保険]-[労働保険]、[事業所]の赤枠内の設定を反映します。
各項目の詳細については、[法人マスタ]-[社会保険]をご確認ください。
[労働保険]
[事業所情報]
■部門マスタを設定した場合
保険料適用区分を[部門マスタ]に設定した場合、保険料の算出や資格取得届等の出力は[部門マスタ]-[雇保]の設定を反映します。
事業所ごとに雇用保険適用事業所番号が異なる場合は、[部門マスタ]を設定してください。
[雇用保険の会社負担率、スタッフ負担率の設定]
[法人マスタ]-[社会保険]-[労働保険]から設定を行います。
雇用保険料に変更がある時、新しい雇用保険の会社負担分を指定します。
料率改定があってもシステムでは自動反映しません。料率改定のタイミングで設定を変更してください。
- 雇用保険料に変更がある場合:[(新)雇用保険スタッフ負担]、[(新)雇用保険会社負担]
- 以前の料率:[(旧)雇用保険スタッフ負担]、[(旧)雇用保険会社負担]
- [保険料適用日]:新税率を適用する日付を入力してください。
例)3月分締めの給与から適用する場合:2025/03/01と入力します。
保険料端数区分の設定
労働保険料の小数点以下の端数処理の扱いを指定します。
保険料適用区分の設定に関係なく、[法人マスタ]の設定が適用されます。
スタッフの雇保項目の設定
[スタッフマスタ]-[雇保]の各項目の設定を行います。
詳細は、[スタッフマスタ]-[雇保]をご確認ください。
1-2.マイナンバー、雇用保険被保険者番号の取得
■マイナンバーを取得する場合
スタッフからマイナンバー情報を提出してもらう場合、[NEOマイナンバー申請]をご利用ください。
提出されたマイナンバーは[マイナンバー管理]から登録を行えます。
マイナンバーに関する全体の流れについては、マイナンバー取得~利用~廃棄の流れを理解するをご確認ください。
■雇用保険被保険者番号を取得する場合
スタッフは、[NEOプロフィール申請]-[基本情報]を通じて雇用保険番号を申請をできます。
申請されたプロフィール情報は、[プロフィール申請(NEO)]から確認・登録が行えます。
プロフィール申請に関する全体の流れについては、プロフィール取得の全体の流れを理解するをご確認ください。
1-3.雇用保険被保険者資格取得届の出力、提出
[給与賞与年調]-[労働保険]-[雇用保険被保険者資格取得届]から[雇用保険被保険者資格取得届]を出力し、事業所所轄のハローワークに提出します。
- [提出年月日]
- [資格取得日]:雇用保険の資格取得日を範囲選択します。
- [申請方法]:[印刷]または[CSV]を指定します。
※[CSV]を選択できるのは、マイナンバー利用権限を付与されたスタッフでログインした場合のみです。 - [出力フォルダ]:[申請方法]を[CSV]とした場合、出力フォルダを指定します。
- [マイナンバーを利用する]:マイナンバーを出力する場合はチェックをつけます。
※[権限マスタ(操作)]-[マイナンバ-管理]-[被保険者資格取得届]の権限を付与されたスタッフでログインした場合にのみ表示されます。
1-4.雇用保険被保険者証の交付
「雇用保険被保険者証」と「雇用保険者資格取得等確認通知書」が派遣元(雇用企業)に送付されます。
2.雇用保険喪失の流れ
2-1.退職処理をする
スタッフが退職する際の手続きを行います。
詳細は退職の手続きをするをご確認ください。
2-2.雇用保険被保険者資格喪失届を発行・提出する
[給与賞与年調]-[労働保険]から以下を発行し、事業所所轄のハローワークに提出します。
- [雇用保険被保険者資格喪失届]
- [雇用保険離職証明書]
※提出期限:被保険者でなくなった日の翌日(退職日の翌々日)から10日以内
マイナンバーを取得している場合、法律で定められた一定期間または、会社が定める個人番号関係事務を処理する必要がなくなった時点で、[マイナンバー管理]より削除処理を行ってください。
よくある質問
- [雇用保険離職証明書]を出力しようとすると「データがありません」というメッセージが表示されます。
- [給与計算処理]で、雇用保険料はどのように算出されていますか?
- [雇用保険被保険者資格取得届]-[抽出結果]で同じスタッフが複数行表示されます。