目次
1.有休起算日について
スタッフに対して有休付与を開始する基準の日付となります。
[スタッフマスタ]-[有休起算日]、[有休基準月は有休起算日から〇か月後]の設定を基に、スタッフに有休を付与します。
項目の詳細については[スタッフマスタ]-[有休]をご確認ください。
2.スタッフの有休起算日を設定する
2-1.入社年月日を有休起算日に設定する
[システムマスタ]-[運用設定]-[スタッフマスタ]-[有休起算日および社会保険・雇用保険の対象の場合は入社年月日を初期表示する]にチェックを付けた場合、スタッフマスタで[入社年月日]を入力すると、[有休起算日]に[入社年月日]が反映されます。
2-2.有休起算(入社)処理で設定する
[有休起算(入社)処理]では、以下の条件に該当するスタッフの[入社年月日]、[有休起算日]を自動設定します。
■設定条件
- 該当スタッフが[案件入力]-[取引区分:日々紹介または有料職業紹介]以外の案件に配置されていること
- 該当スタッフの[有休起算日]、[入社年月日]のどちらか、または両方が空白であること
[入社年月日]、[有休起算日]に設定される年月日は、スタッフが初回稼働した就業日を含む案件の就業開始日です。(配置入力からスタッフを配置した場合は、初回配置日を設定します。)
◎参考◎
再入社のスタッフの場合も、以下条件に合致する場合は有休起算(入社)処理の対象となります。
・最新の[スタッフマスタ]-[概要]-[退職年月日]以降の履歴期間で、[入社年月日]または[有休起算日]が未登録
・最新の[スタッフマスタ]-[概要]-[退職年月日]以降の案件に配置されていること
[給与賞与年調]-[有休処理]-[有休起算(入社)処理]を開きます。
[対象起算(入社)日]を以下から指定します。
- [契約年月日]:[契約年月日]の入力欄が活性化します。
指定期間内の[案件入力]-[基本単価・期間配置スタッフ]-[契約開始日]の最小契約開始日となります。 - [就業年月日]:[就業年月日]の入力欄が活性化します。
[勤怠入力]で、指定期間内の[支給確認]がチェック済みの最初の就業年月日となります。
(支給/請求出勤区分が、(補正**)は対象外です。)
対象となる契約年月日など、他項目を入力します。
[抽出結果]に対象者が一覧で表示されます。
[抽出条件]で指定した期間中に[スタッフマスタ]の履歴が複数ある場合、同スタッフの対象履歴の件数分、行表示されます。
対象にチェックをつけ、[実行(F2)]を押下します。
実行後、[契約年月日]または[就業年月日]の列に表示された日付が、[スタッフマスタ]-[有休]-[有休起算日]に反映されます。
[スタッフマスタ]の登録状況により、反映先が以下となります。
- [有休起算日]、[入社年月日]ともに未登録の場合:[有休起算日]と[入社年月日]を設定します。
- [有休起算日]が未登録、[入社年月日]が登録済みの場合:[有休起算日]を設定します。[入社年月日]は更新されません。
- [有休起算日]が登録済み、[入社年月日]が未登録の場合:[入社年月日]を設定します。[有休起算日]は更新されません。
3.NEOに有休残日数を表示するか検討する
[マスタ]-[法人マスタ]-[クラウドサービス]-[NEO]-[基本]-[有休残日数を表示する]にチェックを付けると、NEOのホーム画面に有休残日数を表示します。
NEOの表示イメージはNEOパーフェクトガイドをご確認ください。
よくある質問
- 「有休起算日が未設定のため、有休にはできません。」とエラーが出ます。
- [スタッフマスタ]に登録された[有休起算日]から6か月後、または1年後に[有給計算処理]を行おうと思いましたが、抽出結果に表示されません。
- 入社日が会社入社日とグループ会社への入社日が異なり、有休起算日はグループ会社の入社日に設定したい。どうしたらいいですか?