目次
1.教育記録とは
派遣法の改正により、派遣労働者の[キャリアアップ措置]を行う必要があります。
設定を行うことで、スタッフが受講した教育情報を派遣元台帳等のコンプライアンス帳票に教育実施内容を出力することができます。
2.マスタの設定
2-1.区分マスタ
[マスタ]-[区分マスタ]-[カテゴリ:案件入力]-[区分:取引区分]-[管理フォーマット:教育]の取引区分を作成します。
2-2.教育マスタ
[教育マスタ]へスタッフが受講する教育情報を登録します。
3.案件入力の登録
教育実施記録を入力する元案件を[コピー]し、更改理由を[更新]にします。
[案件入力]-[取引区分]にて、[管理フォーマット:教育]に設定されている取引区分を選択します。
[取引区分]の[管理フォーマット]は、[区分マスタ]-[カテゴリ:案件入力]-[区分:取引区分]-[管理フォーマット]で確認できます。
次に、[就業内容]-[教育]の項目に、該当する教育内容を入力します。
[案件入力]-[基本単価・期間配置スタッフ]でスタッフを配置します。
案件の登録が完了すると、[スタッフマスタ]-[経歴]-[教育実施]に教育情報が自動的に反映されます。
4.帳票設定
[ツール]-[帳票設定]を開き、教育実施の内容を出力したい帳票を選択します。
[教育実施(教育訓練)を出力する]にチェックをつけ、[登録(F2)]を押下します。
5.コンプライアンス帳票の確認
[帳票設定]で[教育実施を出力する]を行った帳票を出力すると、[[案件入力]の登録]で登録した内容が帳票に反映しています。
※3.案件入力の登録で、[教育訓練区分]:[キャリアアップに資するもの]に設定している教育実施内容のみ表示されます。
よくある質問
- [案件入力]-[就業内容]-[教育]で入力した内容を一覧で確認出来ますか。
- [管理フォーマット:教育]の案件入力でもスタッフの給与計算は行えますか?
- コンプライアンス帳票に[教育実施][苦情処理][雇用安定措置][キャリア・コンサルティング]のデータを出力したいです。
- コンプライアンス帳票に教育実施内容が出力されません。