目次
1. 各種マスタの設定
以下マスタの設定を行います。
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法人マスタ
[法人マスタ]-[基本情報]の各項目:事業所情報を出力するのに必要です。
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部門マスタ
[部門マスタ]-[その他]-[労働者派遣事業所枝番号]:
[労働者派遣事業報告]-[配置部門]の本項目ごとに[労働者派遣事業報告書(様式第11号-第1面~第9面)]を出力します。 -
スタッフマスタ
労働者派遣事業報告書の各項目の集計条件となっているため、正しい情報を登録してください。
2. 案件入力
[案件入力]で案件を登録します。
[案件年月日]が[労働者派遣事業報告]-[報告対象期間]に含まれる案件が集計対象となります。
3. 連絡記録入力
[連絡記録入力]に雇用安定措置、キャリアコンサルティングの記録が登録されている必要があります。
4. 勤怠入力
[労働者派遣事業報告書]には勤怠データをもとに集計、出力している項目があるため、報告対象期間内の勤怠は全て確定している必要があります。
[勤怠入力]で未確定の勤怠がないかご確認ください。
5. 給与計算処理、請求計算処理
計算済のデータを集計している項目があるため、報告期間内の[給与計算処理]及び[請求計算処理]は全て完了させる必要があります。
計算が全て済んでいるかご確認ください。
6.労働者派遣事業報告
[管理]-[法令帳簿]-[労働者派遣事業報告]から起動します。
抽出条件を入力し、[プレビュー(F8)]を押下します。各項目の詳細については、[項目説明]をご確認ください。
以下条件に合致するスタッフの場合、労働者派遣事業報告書出力時に通算雇用期間を更新します。
- 報告対象期間末日以前の勤怠データがある
- 1.のデータの[案件入力]-[取引区分]が[派遣]または[紹介予定派遣]
- 報告対象期間末日が履歴の使用開始、終了日に含まれる
- [スタッフマスタ]-[詳細]-[派遣]-[通算雇用期間]-[1年未満]である
※既に[スタッフマスタ]-[詳細]-[派遣]-[通算雇用期間]が[1 年以上]となっているスタッフは、労働者派遣事業報告書出力時の更新処理が行われません。
項目説明
No | 項目名 | 項目説明 | ||||||||||||||||||
① | 報告対象期間 | 年度報告する期間の開始年月日と終了年月日を指定します。 初期値はシステム日付の年とシステム固定で持つ決算年月日の日付により自動表示します。 |
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② | 報告年月日(6月1日現在) |
初期値は6月1日がセットされます。 例) |
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③ | 案件部門/配置部門 |
[システムマスタ]-[運用設定]-[案件]-[案件部門とは別に配置部門を使用する]の設定で、以下のように項目が変わります。
選択した部門の[部門マスタ]-[その他]-[労働者派遣事業所枝番号]ごとにデータ集計・Excel出力をします。 【労働者派遣事業所枝番号の出力イメージ】
以下のように出力されます。 [労働者派遣事業所枝番号]が登録されていない部門はデータ集計・Excel出力されません。 |
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④ | 出勤区分 | 出力対象とする、システム固定で持っている出勤区分[通常出勤]、[法定内休出]、[法定外休出]、[欠勤]、[有休(1 日)]、[調整]及び、[名称マスタ]で任意に設定した出勤区分をチェックボックスより選択します。 | ||||||||||||||||||
⑤ | 派遣先事業主を得意先親番でまとめる | チェックを付けた場合、様式第11号(第2面)の[⑦主な派遣先事業主(取引額上位 5 社)]を、得意先親番と枝番の売上金額でまとめて算出し、得意先親番の得意先名、所在地を表示します。 |
よくある質問