スタッフが退職する際に必要な手続きの流れについて説明します。
目次
退職手続きの流れ
1.退職者のデータ管理の検討
エクスプレスに登録されている退職者のデータの取り扱いについて、以下を検討します。
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スタッフ情報の保管対象と保管期間:
[スタッフマスタ]に登録しているスタッフ情報のうち、一定期間保管するデータと速やかに廃棄するデータを検討します。
各法律で定められている保管期間、再雇用の可能性などの観点を踏まえ決定します。
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退職後のNEOへのアクセス許可:
退職後もNEOへのアクセスを許可するかどうか検討します。
NEOへのアクセスを可能とすると、退職時の帳票をNEO経由で渡すことができます。
アクセスを許可しない場合は、ログインできないよう[スタッフマスタ]のデータを更新します。
詳細は退職処理をするをご参照ください。
2.退職日までの勤怠の登録
退職日までの勤怠実績を[勤怠入力]に登録します。
3.退職処理の実行
退職処理を行います。
詳細は退職処理をするをご確認ください。
4.社会保険・雇用保険の喪失手続き
退職に伴い、社会保険および雇用保険の喪失手続きを行います。
詳細は以下をご参照ください。
5.住民税の手続き
退職者の住民税については、退職日によって対応が異なります。
市町村に確認の上、「特別徴収に係る給与所得者異動届出書」を提出してください。
※「特別徴収に係る給与所得者異動届出書」は、エクスプレスからは出力できません。
6.給与計算
退職日までの給与を計算します。
詳細は給与計算の流れを理解するをご確認ください。
7.退職時に必要な帳票の発行
源泉徴収票、雇用保険離職証明書を発行します。
詳細は以下をご確認ください。
NEOにアクセスできるスタッフは[NEOドキュメント照会]で確認できます。
8.マイナンバーの廃棄
スタッフから取得したマイナンバーを廃棄します。
詳細はマイナンバーを廃棄するをご参照ください。
よくある質問
- 案件の就業期間途中で退職することになった場合、勤怠はどのように登録したらよいですか?
- 死亡退職の場合、源泉徴収の対象外となる給与があるのですが、どのように処理したらよいですか。
- 月の途中で退職したスタッフの社会保険を控除したくない場合、 [スタッフマスタ]はどのように登録したら良いですか。
- 退職したスタッフのデータを削除することはできますか。
- 退職処理済のスタッフの支給額に誤りがあった場合や、同月得喪などで返金対応が発生した場合の再支給手順を教えてください。