得意先にコンプライアンス帳票を公開するために検討・設定が必要なポイントについて説明します。
PARTNER+にコンプライアンス帳票を公開する場合、事前にPARTNER+との接続が完了している必要があります。
接続方法の詳細は得意先とつながるをご参照ください。
目次
1.テンプレートの選定
1-1.既存テンプレートを利用する
既存のテンプレートを利用します。
この場合は、特に設定変更を行う必要はありません。
■既存テンプレート一覧
帳票 | 対象となる取引区分 |
労働者派遣個別契約書 | 派遣(有期・無期) |
紹介予定派遣個別契約書 | 紹介予定派遣 |
労働者派遣通知書 | 派遣(有期・無期)、紹介予定派遣 |
派遣先管理台帳 | 派遣(有期・無期)、紹介予定派遣 |
労働者派遣基本契約書 | 契約 |
求人票 | 派遣(有期・無期)、紹介予定派遣 |
1-2.独自テンプレートを作成する
既存テンプレートではなく、これまで利用していたテンプレートを登録して出力することも可能です。
詳しくは、独自テンプレートを作成する流れをご確認ください。
2.マスタの設定
2-1.コンプライアンス設定
[ツール]-[コンプライアンス設定]で帳票に関する設定を行います。
■すでに出力可能な帳票種別の場合
[コンプライアンス設定]-[取引区分1~10]のいずれかに、新規で出力対象とする[取引区分]を設定します。
■新規で出力したい帳票種別の場合
[コンプライアンス設定]-[帳票種別]に、新規で出力するコンプライアンス帳票名を入力します。
[コンプライアンス設定]-[取引区分1~10]のいずれかに、出力対象とする[取引区分]を設定します。
[コンプライアンス設定]-[出力元]を設定します。
[出力元]に応じて[メール作成]、[PARTNER照会]、[回収管理]を設定します。
[コンプライアンス設定]-[回収管理]の設定によって、PARTNER+の公開先が異なります。
-
回収管理:する
[PARTNER+契約締結]に帳票が公開されます。 -
回収管理:しない
[PARTNER+関連書類確認]に帳票が公開されます。
2-2.権限マスタ(操作)の設定
2-1.コンプライアンス設定で新たに帳票を追加した場合、[権限マスタ(操作)]で権限の設定を行います。
[マスタ]-[権限マスタ]-[権限マスタ(操作)]を開き、[カテゴリ名:コンプライアンス]から出力権限の付与を行ってください。
※コンプライアンスに表示されていない場合、一度エクスプレスを再起動してください。
2-3.得意先マスタの設定
[PARTNER+契約締結]、[PARTNER+関連書類確認]にコンプライアンス帳票を公開できるようにするため、[得意先マスタ]-[概要]-[PARTNER+]-[契約照会]を[する]に変更します。
3.得意先側の設定
得意先でも契約締結、関連書類確認の使用に伴いPARTNER+の設定が必要です。
[PARTNER+利用者設定]-[操作権限]で、以下の権限がある利用者がいるか確認してください。
- 契約締結
- 関連書類確認
また、上記の権限がある利用者のうち、自動通知を受けたい利用者の[お知らせメールを受け取る]がチェックONになっているか確認します。